研究課題/領域番号 |
15K11671
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生涯発達看護学
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研究機関 | 高知県立大学 |
研究代表者 |
嶋岡 暢希 高知県立大学, 看護学部, 准教授 (90305813)
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研究分担者 |
中野 綾美 高知県立大学, 看護学部, 教授 (90172361)
長戸 和子 高知県立大学, 看護学部, 教授 (30210107)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 乳児 / 育児 / Mastery / 親 / 多胎児 / mastery / 夫婦 |
研究成果の概要 |
本研究では、乳児期の子どもを育てる親のMasteryの実態とその影響要因を明らかにし、多胎児を育てる親とそうでない親との違いを考察した。多胎児を育てる親のMsateryはそうでない親との平均点には差がなく、むしろ高い獲得率であった。乳児期の子どもを育てる親のMasteryは家族対処行動を促進すること、育児ソーシャルサポートのうち特に夫婦間の精神的サポートを強化すること、知識・情報、夫婦が主体となって子育てに取り組むことで高められることが分かった。これらの結果は多胎児を育てる親のMasteryを高める看護に活用できると考えられた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、乳児期の子どもを育てる親のMasteryの構成要素と影響要因を明らかにすることができた。これらの結果は多胎児を育てる親を含む、乳児期の子どもを育てる親の個別の状況をアセスメントする視点と、Masteryを高める看護介入を検討する視点として活用できると考える。乳児期の子どもを育てる親のMasteryは精神的健康度、育児自己効力と正の相関があり、育児ストレスとは負の相関があったことから、親がいきいきと自分らしく子育てをするうえで適切な指標となる概念であることが明らかになった。
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