研究課題/領域番号 |
15K11681
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生涯発達看護学
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研究機関 | 上智大学 (2018) 青森県立保健大学 (2016-2017) 共立女子大学 (2015) |
研究代表者 |
石田 徹 上智大学, 総合人間科学部, 助教 (10633076)
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研究分担者 |
藤田 藍津子 東京家政大学, 看護学部, 講師 (70721851)
大久保 功子 東京医科歯科大学, 大学院保健衛生学研究科, 教授 (20194102)
日下 和代 共立女子大学, 看護学部, 教授 (40302872)
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研究協力者 |
矢郷 哲志
恩田 陽子
村上 亜由実
今野 美香
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 児童精神科看護 / 家族支援 / 多職種連携 / ガイドライン / 熟練看護師 / ガイドライン開発 / 実態調査 |
研究成果の概要 |
本研究では、児童・思春期精神科病棟の看護師のための家族支援ガイドラインの開発を目的とした。その病棟に所属する看護師を対象に質問紙調査とインタビュー調査を実施した。その結果、家族支援の現状と課題が明らかとなった。多くの看護師は困難感を抱きながら家族支援を行っていた。また、多職種連携については、有用性を認識している一方、コミュニケーションなどで困難感を抱いていた。特に経験の少ない看護師に、それらの傾向は強く見られた。そこで、本研究はガイドラインの開発を目的としたが、さらに内容を充実させるために、熟練看護師の視点を追加し、新規課題(課題番号:18K10349)として継続して実施していく。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の学術的意義は、今までに明らかになっていなかった日本の児童精神科病棟における看護師が実践している家族支援の現状と課題を明らかにしたことである。さらに、家族支援における困難感や多職種連携の現状や課題を明らかにしたことによって、看護師がスムーズ、かつ効果的に家族支援を実践できる一助となると考えられる。このことによって、患児と家族の再統合が早期に実施され、患児の早期退院につながると考える。この点において本研究の成果は社会的意義があるといえる。
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