研究課題/領域番号 |
15K11720
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生涯発達看護学
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研究機関 | 同志社女子大学 |
研究代表者 |
和泉 美枝 同志社女子大学, 看護学部, 准教授 (10552268)
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研究分担者 |
眞鍋 えみ子 同志社女子大学, 看護学部, 教授 (30269774)
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研究協力者 |
植松 紗代
岩佐 弘一
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2015年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
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キーワード | 非運動性熱産生 / 自律神経活動 / 体重 / 身体組成 / 妊婦 / 褥婦 / 非妊婦 / 非妊女性 |
研究成果の概要 |
身体活動量の少ない妊婦と多い妊婦に非妊娠時BMIや妊娠中の体重増加量、自律神経(ANS)に差はなかったが、妊娠中の体重増加量とANSとに関連が示唆され、適正体重維持にANSを指標としたアプローチの可能性が示された。産後では1日あたりの体重や体脂肪率の減少量とANS、非運動性熱産生(NEAT)得点、身体活動量に関連があり、体重と体脂肪率を指標とした管理やANS、NEATを含む身体活動量を考慮した管理の必要性が示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究により、妊娠期の体重増加量にANSの関与の可能性が示唆され、さらに産後の体重や体脂肪率の減少にANSやNEATが関与していることも明らかとなった。これらの結果から、周産期において体重のみでなく体脂肪率の管理の必要性やANS、NEATを考慮した管理の重要性が示唆された。これらは、周産期にある女性の健康のためだけでなく、将来の肥満やメタボリックシンドロームの予防など、今後の健康維持・増進の方策を立案するにあたり有益な結果と考える。
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