研究課題/領域番号 |
15K11739
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生涯発達看護学
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研究機関 | 兵庫医療大学 |
研究代表者 |
岡田 公江 兵庫医療大学, 看護学部, 准教授 (00437443)
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研究分担者 |
西村 明子 兵庫医療大学, 看護学部, 教授 (20324783)
辻野 健 兵庫医療大学, 薬学部, 教授 (90283887)
片田 千尋 兵庫医療大学, 看護学部, 講師 (10708556)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 妊娠高血圧症候群 / 睡眠の質 / 初産婦 / 健康教育 / 家庭血圧測定法 / 家庭血圧 / 睡眠健康教育 / 家庭血圧測定 / 睡眠 |
研究成果の概要 |
妊娠中の血圧の上昇は、母子の生命を危機的状態になることがある。血圧の上昇を予防するため妊娠初期より体重や食事、運動など健康教育を行っている。しかし、急激な血圧が上昇することもある。本研究では、正常な妊娠経過の初産婦を対象に 妊娠初期に睡眠教育を行い、睡眠環境を整えることで妊娠末期の血圧の上昇に関連があるか検証することを目的とした。妊娠初期から妊娠末期まで調査ができた75名を対象に分析した。 妊娠初期から妊娠末期の収縮期血圧の変化値は、睡眠環境を改善した妊婦が改善しなかった妊婦より有意に少ない結果であった。妊娠初期の妊婦における睡眠環境の改善は、妊娠中の血圧上昇の幅を小さくすることを証明した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の成果は、これまで妊娠中の睡眠時間と血圧との関連性が明らかになっていたが、睡眠の質と血圧との関連性を明らかにしたところは、新規性があり、また、測定した血圧は、家庭血圧を用いているため、より正確な血圧の値となっており、学術的な意義があると考える。この結果は、臨床における妊娠初期に、妊娠高血圧症候群の予防、または妊娠中の急激な血圧上昇を予防するための妊婦への保健指導の一助となる
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