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介護負担を抱えるケア者自身のためのヒーリングプランの作成

研究課題

研究課題/領域番号 15K11766
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 高齢看護学
研究機関横浜創英大学

研究代表者

本江 朝美  横浜創英大学, 看護学部, 教授 (80300060)

連携研究者 高橋 ゆかり  上武大学, 看護学部, 教授 (40341812)
研究協力者 橋本 ルミ  
柴田 カトリーナ  
鈴木 恵  
岩淵 正博  
辻田 幸子  
市川 茂子  
吉江 由美子  
研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2019-03-31
研究課題ステータス 完了 (2018年度)
配分額 *注記
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
キーワードSense of Coherence / セルフヒーリング / 瞑想 / ヒーリングタッチ / カオス / 自律神経活動 / セルフケア / ストレス / 高齢者 / ケア / 介護者 / 介護 / 自律神経系機能 / 介護負担 / 癒し / ストレス対処
研究成果の概要

ケア者が一人で簡便に実施可能な瞑想による7分間のセルフヒーリング法を考案し、毎日12週間継続するヒーリングプランを作成した。このセルフヒーリング法は、単なる安静閉眼とは異なる自律神経系及び生体カオスの反応を呈した。またヒーリングプラン開始時に活性化していた交感神経系が12週間後には抑制され、逆に副交感神経系が活性化する可能性が示唆された。これらの自律神経系の反応は、SOCがエントロピーに抑制的に働くことによって生じる可能性が示唆された。

研究成果の学術的意義や社会的意義

Sense of Coherence(SOC)は、これまでストレス対処や死亡率抑制等の効果を有する心理社会的特性として実証されてきたが、本研究ではヒトの生体反応から、エントロピー増大抑制効果を明らかにした点で、学術的意義がある。またそのSOCのストレス対処特性を高齢社会におけるケア者のストレス対策に活かす具体的方法として、簡便に実施できるセルフヒーリング法を考案したことは、社会的にも意義がある。さらに、これらの成果は、看護の複雑な事象をホーリズムに基づく理解や対処の基礎資料となる。

報告書

(5件)
  • 2018 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2017 実施状況報告書
  • 2016 実施状況報告書
  • 2015 実施状況報告書
  • 研究成果

    (11件)

すべて 2019 2018 2017 2016

すべて 雑誌論文 (4件) (うち国際共著 1件、 オープンアクセス 2件、 査読あり 3件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (6件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] Studying how the Self-healing Method can offer new hope for stressed and fatigued caregivers2019

    • 著者名/発表者名
      Hongo Asami, Hashimoto Rumi, Shibata Katrina, Miao Tiejun, Suzuki Megumi
    • 雑誌名

      Impact

      巻: 2018ー12 号: 12 ページ: 87-89

    • DOI

      10.21820/23987073.2018.12.87

    • 関連する報告書
      2018 実績報告書
    • オープンアクセス / 国際共著
  • [雑誌論文] 手浴ケアによるケアリング教育プログラムの開発、Sense of Coherenceとケアに対する意識2018

    • 著者名/発表者名
      本江朝美、鈴木恵、岩淵正博、市川茂子、辻田幸子
    • 雑誌名

      ヘルスサイエンス研究

      巻: 22(1) ページ: 11-21

    • NAID

      40021839835

    • 関連する報告書
      2018 実績報告書
    • 査読あり
  • [雑誌論文] ケア者のセルフヒーリングにおける生体カオス性と自律神経活動2017

    • 著者名/発表者名
      本江朝美
    • 雑誌名

      ヘルスサイエンス研究

      巻: 21巻1号 ページ: 15-24

    • NAID

      40021443045

    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書
    • 査読あり
  • [雑誌論文] 看護学生のケアに対する意識とSense of Coherenceとの関係2016

    • 著者名/発表者名
      本江朝美、高橋ゆかり
    • 雑誌名

      ヘルスサイエンス研究

      巻: 20 ページ: 3-9

    • 関連する報告書
      2016 実施状況報告書
    • 査読あり / オープンアクセス / 謝辞記載あり
  • [学会発表] ケア者のセルフヒーリング継続に関するランダム化比較試験による検討2019

    • 著者名/発表者名
      本江朝美、鈴木恵、岩淵正博、辻田幸子、吉江由美子、市川茂子
    • 学会等名
      日本看護研究学会東海地方会
    • 関連する報告書
      2018 実績報告書
  • [学会発表] ホリステックなケア技術教育を考える2017

    • 著者名/発表者名
      本江朝美
    • 学会等名
      日本看護研究学会
    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書
  • [学会発表] ケア者のためのセルフヒーリングの有用性‐生体カオス性や自律神経活動とSense of Coherenceとの関係から‐2016

    • 著者名/発表者名
      本江朝美、鈴木恵、辻田幸子、岩淵正博、市川茂子、高橋ゆかり、源川奈央子、吉江由美子
    • 学会等名
      日本看護科学学会
    • 発表場所
      東京
    • 年月日
      2016-12-10
    • 関連する報告書
      2016 実施状況報告書
  • [学会発表] ケアする者とされる者が協同するケア体験の有用性‐ケアに対する意識とSOCの変化から‐2016

    • 著者名/発表者名
      本江朝美、市川茂子、澤田和美、鈴木恵、辻田幸子、岩淵正博、桑田恵子、源川奈央子、吉江由美子
    • 学会等名
      日本看護技術学会
    • 発表場所
      群馬
    • 年月日
      2016-09-24
    • 関連する報告書
      2016 実施状況報告書
  • [学会発表] ケア者のためのセルフヒーリングの作成とその有用性の検討‐生体カオス性と自律神経活動の変化から‐2016

    • 著者名/発表者名
      本江朝美、鈴木恵、市川茂子、辻田幸子、岩淵正博、高橋ゆかり
    • 学会等名
      日本看護研究学会
    • 発表場所
      茨城
    • 年月日
      2016-08-20
    • 関連する報告書
      2016 実施状況報告書
  • [学会発表] 看護・介護に携わる人が自分を癒すことの有用性の検討:カオス性と自律神経活動の変化から2016

    • 著者名/発表者名
      本江朝美、鈴木恵、市川茂子、辻田幸子、岩淵正博、高橋ゆかり
    • 学会等名
      日本看護研究学会
    • 発表場所
      つくば国際会議場
    • 年月日
      2016-08-20
    • 関連する報告書
      2015 実施状況報告書
  • [図書] ストレス対処力SOC2019

    • 著者名/発表者名
      山崎喜比古、戸ヶ里泰典、坂野純子、本江朝美、石橋朝紀子、蛯名玲子、大井雄一、河合薫、笹原信一郎、津野陽子、朴峠周子、横山由香里
    • 総ページ数
      272
    • 出版者
      有信堂高文社
    • ISBN
      9784842065939
    • 関連する報告書
      2018 実績報告書

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公開日: 2015-04-16   更新日: 2020-03-30  

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