研究課題/領域番号 |
15K11792
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
高齢看護学
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研究機関 | 長崎大学 |
研究代表者 |
横尾 誠一 長崎大学, 医歯薬学総合研究科(保健学科), 助教 (90508318)
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研究分担者 |
大町 いづみ 長崎大学, 医歯薬学総合研究科(保健学科), 准教授 (40342406)
中根 秀之 長崎大学, 医歯薬学総合研究科(保健学科), 教授 (90274795)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 離島 / 在宅 / 高齢者 / 医療福祉サービス / 満足度 / 地域 |
研究成果の概要 |
本研究は離島在住の在宅療養高齢者を対象に地域における医療福祉サービスの満足度に関する要因を明確にすることを目的に実施した。A県内離島地域5ヶ所の通所リハビリテーション施設を利用している高齢者220名を分析対象とした。統計解析の結果、「(自身の)病気、治療に関する情報が福祉職者間での共有」の項目が医療福祉サービスの満足度の影響要因であり、「共有している」と思う者が満足度が高い結果であった。本研究の結果から福祉職者が今後さらに医療的側面からのアセスメントに基づいたサービスを提供することが求められていることが示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は離島在住の在宅療養高齢者を対象に地域における医療福祉サービスの満足度に関する要因を明確にすることを目的に実施した。A県内離島地域5ヶ所の通所リハビリテーション施設を利用している高齢者220名を分析対象とした。t検定、重回帰分析(ステップワイズ法)による分析結果、「病気、治療に関する情報が福祉職者間で共有されている」の項目が医療福祉サービスの満足度の影響要因であり、「共有されている」と思う者が有意に満足度が高かった。 本研究結果は高齢化の進行が著明な離島地域における医療福祉サービスの発展に寄与する可能性がある。また、離島地域における高齢者を対象とした研究も蓄積にも貢献できると考える。
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