研究課題/領域番号 |
15K11887
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
地域看護学
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研究機関 | 茨城県立医療大学 |
研究代表者 |
綾部 明江 茨城県立医療大学, 保健医療学部, 准教授 (10316127)
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研究分担者 |
山口 忍 茨城県立医療大学, 保健医療学部, 教授 (30289871)
鶴見 三代子 茨城県立医療大学, 保健医療学部, 講師 (10646855)
長澤 ゆかり 茨城県立医療大学, 保健医療学部, 助教 (10756498)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2018年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 健康相談 / 保健師学生 / 公衆衛生看護 / OSCE / 公衆衛生看護技術 / コンピテンシー / 保健師教育 / OSCE / 保健指導 / 演習の評価 |
研究成果の概要 |
本研究では、公衆衛生看護技術の1つである健康相談に着目し、OSCEによる健康相談の技術評価を目指した。保健師教育にて健康相談のOSCEの実施経験がある大学から情報収集をした後、OSCE経験のある保健師教員10名にインタビュー調査を行い、健康相談に必要な技術80項目を抽出した。その項目を基に、全国の保健師養成機関283施設に対し、健康相談に必要な技術の実施状況および教育の難易度に関するアンケート調査を実施した。情報収集や、住民に伝える技術や確認する技術は比較的教育しやすいが、健康問題を検討し判断をする過程や、対応が困難な事例に対応する技術に関しては教育が難しいことが示された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
公衆衛生看護の専門職である保健師が行う健康相談は、医療に関する専門的知識および、対人における相談技術を併せ持ち、対象である住民誰もが、現状より健康になるように導くことを職務としている。 本研究では、健康相談を実施するにあたって必要となる技術を保健師になる学生が習得できるように、OSCE(Objective Structured Clinical Examination;客観的臨床能力試験)を活用して実施する方法を検討した。 その結果、保健師を目指し公衆衛生看護学を学ぶ学生が、研究で示された健康相談の技術項目や展開などのガイドラインを基に技術を習得できる可能性が示された。
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