研究課題/領域番号 |
15K11890
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
地域看護学
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研究機関 | 三重県立看護大学 |
研究代表者 |
脇坂 浩 三重県立看護大学, 看護学部, 准教授 (80365189)
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研究分担者 |
清水 宣明 愛知県立大学, 看護学部, 教授 (70261831)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 感染制御 / 高齢者介護施設 / インフルエンザ / アウトブレイク / 感染制御の教育 / 職員教育 / 集団感染 / 予防投与 / 手指衛生 / 感染伝播動態 / 口腔ケア / 高頻度接触環境 / ATP |
研究成果の概要 |
高齢者介護施設における感染制御体制について、高齢者介護施設における高頻度接触表面の特定および環境表面の汚染度の可視化、口腔ケアにおける感染予防効果の分析を行い、課題を浮き彫りにした。その後、インフルエンザのアウトブレイクの実態を明確にし、感染伝播動態の解析を行い、アウトブレイクに対する感染制御体制のモデルを考究した。 高齢者に携わる看護師が困難を感じた感染管理とその対処法の実態と、オムツ交換時の手指衛生に関する教育の効果を明確にし、感染制御の課題を浮き彫りにした。研究成果をもとに、高齢者介護施設職員を対象にした感染制御の教育事業を構築し推進した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
わが国で急増している高齢者介護施設では、感染制御マニュアルや感染制御委員会の設置などの整備は進んではいるが、今もなお、インフルエンザなどのアウトブレイクが多くの施設で確認されている。アウトブレイクがもたらしうる心身の健康面、衛生面、および経済上などの被害は計り知れない。本研究では、高齢者介護施設に適したアウトブレイクに対する感染制御のツールを考案できたと考える。 現在、高齢者介護施設の職員に適した教育事業は少ない。高齢者介護施設の職員に感染制御の知識や技術が習得できれば、介護現場の特性を生かした感染制御が展開できる。本研究では、高齢者介護施設の職員に適した教育事業を展開できたと考える。
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