研究課題/領域番号 |
15K11969
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
公共政策
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研究機関 | 高崎経済大学 |
研究代表者 |
佐藤 徹 高崎経済大学, 地域政策学部, 教授 (50363776)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2017年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 政策評価 / 政策手法 / ロジックモデル / 評価指標 / 自治体 |
研究成果の概要 |
ロジックモデル(Logic Model)は、政策(施策・事業)の実施に関して、資源の「投入」から「産出」「直接成果」「中間成果」「最終成果」に至る因果関係をフローチャートなどで表したものである。諸外国では、ロジックモデルは政策の有効性を評価するのに不可欠の分析ツールとして活用されてきた。しかし、わが国では一部の少数の自治体がロジックモデルの作成やその活用に積極的に取り組んではいるが、全体としては緒についたばかりであった。そして、ロジックモデルにおける因果関係のストーリーに着目すると、自治体政策のロジックモデルには、その政策手法(行政手段)の違いによって、基本的な類型が存在することが示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、個別の施策・事業へのロジックモデル適用に留まっていた既往研究を乗り超えて、ロジックモデルを政策手法(行政手段)・政策分野などの総合的観点から分析を行うものである。また、わが国自治体の政策総体を分析対象とした、かつて類例のない研究である。 ロジックモデルの類型化によって評価指標の導出が容易となることから、本研究は政策評価研究の発展に資するだけでなく、行政におけるロジックモデルの作成や活用にも寄与するものである。
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