研究課題
挑戦的萌芽研究
本研究では、記憶システムにおける無意識的処理、特に記憶想起後に生じるオフライン処理および想起による記憶痕跡の変性について検討を行った。実験の結果、想起後にオフライン期間を挿入しても記憶の復元や想起の体制化は促進されないが、忘却の抑制には効果があることが明らかになった。また、記憶想起は記憶痕跡を再学習しやすい状態に変性させることが示された。これらの知見は、記憶システムにおける無意識的処理、特にそのダイナミクスを明らかにするものであり、更なる研究に値するものである。
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すべて 雑誌論文 (1件) (うち国際共著 1件、 査読あり 1件、 オープンアクセス 1件) 学会発表 (1件) (うち招待講演 1件)
i-Perception
巻: 8 号: 6 ページ: 1-24
10.1177/2041669517742176