研究課題/領域番号 |
15K12067
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
知覚情報処理
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研究機関 | 明治大学 |
研究代表者 |
杉原 厚吉 明治大学, 研究・知財戦略機構, 特任教授 (40144117)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 立体錯視 / 不可能立体 / 視覚モデル / 変身立体 / 錯覚 / 錯視効果 / 展開図 / 3Dプリンター / 図形の距離 / 厚みの制御 / 3Dプリンター / 数理工学 / 視覚情報処理 / 視覚の数理モデル |
研究成果の概要 |
本研究の目的は,二つの方向から見たとき全く異なる断面をもつ柱体に見える多義柱体の仕組みを明らかにし,その汎用設計法を確立することである. まず与えられた2つの図形から,対応する空間曲線を求める方程式を構成し,それを一つの方向へ掃き出し,できるだけ一様な厚みをつけることによって多義柱体を設計する方法を開発した.それを紙工作するための展開図の製作法も開発した。 次に多義柱体の設計法を応用して,鏡に映すとトポロジーが変わる立体,鏡に映すと向きが逆転する立体などの計算法も開発した.そして,それらを実現する錯視立体を多数製作して錯視を確認し,多義柱体という新しい不可能立体の理論体系を作ることができた.
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