研究課題/領域番号 |
15K12193
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
環境動態解析
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研究機関 | 千葉工業大学 |
研究代表者 |
亀田 豊 千葉工業大学, 創造工学部, 准教授 (60397081)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | パッシブサンプラー / 農薬 / 河川 / 水道水質基準 / 利根川 / 時間加重平均濃度 / グラブサンプリング / 時間代表性 / パッシブサンプリング / ネオニコチノイド / 水源 |
研究成果の概要 |
本研究では、河川水中の農薬濃度をグラブサンプリングとパッシブサンプリング同時に行い、パッシブサンプリングの時間加重平均濃度(TWA)の妥当性やTWAに与えるパッシブサンプリング設置期間中の濃度変動パターンの影響について検討を行った。その結果、周期的な変動や濃度が安定している物質では、グラブサンプリングによるTWAとパッシブサンプリングによるTWAは2倍以内で一致した。一方、雨天流出や農薬散布等のイベントによって生じる濃度の短期間の急上昇がある場合は、両値で大きなずれが生じた。濃度変動の変動係数と両値の比率を整理した結果、5倍以上の場合は明白なイベントが生じていることが明らかとなった。
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