研究課題
挑戦的萌芽研究
本研究の目的は、アイスコア中で起こるマイクロ波の複屈折の強度を連続計測する手法を開発し確立することであった.マイクロ波共振系を試作し、15-20ギガヘルツ前後の周波数で誘電率を評価した。75mm厚の氷試料の誘電率テンソルの計測に挑戦したところ、空間分解能30mmで計測に成功した.これは本研究の目的に照らして「ブレークスルー」と呼べるレベルの計測の成功であった.これにより、極地氷床で積雪・フィルン・アイスコア中の変態や変形が発達する過程の理解を急速に進展することが可能になった.
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すべて 雑誌論文 (9件) (うち国際共著 9件、 査読あり 9件、 オープンアクセス 8件、 謝辞記載あり 3件) 学会発表 (16件) (うち国際学会 10件、 招待講演 2件)
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