研究課題/領域番号 |
15K12230
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
環境技術・環境負荷低減
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研究機関 | 立命館大学 (2017) 大阪大学 (2015-2016) |
研究代表者 |
惣田 訓 立命館大学, 理工学部, 教授 (30322176)
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研究分担者 |
黒田 真史 大阪大学, 工学研究科, 助教 (20511786)
池 道彦 大阪大学, 工学研究科, 教授 (40222856)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | アンチモン / 微生物機能 / 廃水処理 / 資源回収 / 還元 / 回収 / 微生物 |
研究成果の概要 |
微生物機能を活用した水中からのアンチモンの効果的な除去技術の基礎開発を目的とし、水中からSbを除去する微生物集積系を構築し、さらにその特徴を解明することを試みた。淀川の十三干潟、琵琶湖、阿蘇海、若狭湾の水試料、兵庫県の森林土壌、下水処理汚泥などの様々な微生物試料は、嫌気条件において硫化アンチモン(Sb2S3)に特有の橙色の沈殿物の形成し、水相からのアンチモン除去能力を示した。また、一部の試料からは、酸化アンチモン(Sb2O3)を示唆する沈殿物を形成し、水相からアンチモンを除去した。アンチモン還元能力を示す細菌コロニーが平板培地に形成され、アンチモン除去技術の開発に有望な結果が得られた。
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