研究課題/領域番号 |
15K12236
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
環境モデリング・保全修復技術
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
山下 祐司 筑波大学, 生命環境系, 助教 (30543227)
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連携研究者 |
足立 泰久 筑波大学, 生命環境系, 教授 (70192466)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 水処理 / 凝集効率 / カチオン性高分子凝集剤 / 腐植物質 / 凝集 / 水環境 / ブラウン運動 / 電気泳動移動度 |
研究成果の概要 |
カチオン性高分子凝集剤によるコロイド粒子の凝集過程におよぼす腐植物質の影響を明らかにするために,モデル腐植物質としてのアニオン性高分子の有無による高分子吸着層厚さ,表面荷電特性,最適凝集条件下における凝集速度の変化を調べた。その結果,粒子表面に形成された高分子凝集剤の吸着層はアニオン性高分子の添加で著しく収縮すること,最適凝集条件下ではほぼゼロであった電気泳動移動度がアニオン性高分子の添加量増加に伴って増大し,それに合わせて凝集速度が低下することが示された。以上のことから,高分子吸着層の収縮および表面荷電特性の変化がアニオン性高分子による凝集阻害メカニズムの要因であると推察された。
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