研究課題/領域番号 |
15K12256
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
自然共生システム
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
平尾 章 筑波大学, 生命環境系, 助教 (20447048)
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連携研究者 |
出川 洋介 筑波大学, 生命環境系, 助教 (00311431)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 花蜜酵母 / Metschnikowia / 送粉共生系 / ハナバチ / DNAメタバーコーディング / 花粉荷 / メタバーコーディング / ドラフトゲノム / Mucor falcatus / 訪花昆虫 / 蜜胃内容物 / 群集組成 / 新種記載 / 複合送粉共生系 / マルハナバチ |
研究成果の概要 |
花蜜内の微生物が送粉共生系に介入しているという知見が報告されており、植物-訪花者-微生物の三者間に拡張された生物間相互作用が注目されている。 複合送粉共生系ネットワークの解明を目的として、草本種の花蜜に含まれる真菌群集組成をDNAメタバーコーディングおよび単離培養によって同定し、ホスト植物種および送粉者との共生関係を検討した。その結果、花蜜内に生息する真菌としてMetschnikowia属酵母が優占し、花蜜内の真菌群集のネットワーク構造がホスト植物種の訪花昆虫タイプと対応していることが明らかになった。また未記載種のMetschnikowia属酵母を単離し、その生活環を解明することに成功した。
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