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指紋微生物の有用多様性の創出と科学リテラシー向上のシナジー

研究課題

研究課題/領域番号 15K12369
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 科学教育
研究機関群馬大学

研究代表者

伊藤 司  群馬大学, 大学院理工学府, 准教授 (80431708)

研究協力者 正田 紗和子  
Siti Sarah Binti Abdul Rahim  
山梨 由布  
研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2017-03-31
研究課題ステータス 完了 (2016年度)
配分額 *注記
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2016年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
キーワード指紋微生物 / 染料 / 脱色 / マイクロバイオーム / 染色廃水 / 皮膚常在菌
研究成果の概要

本研究ではまず手から採取した微生物について染料脱色能を評価する実験方法を確立した。軟寒天培地を用いることで、嫌気好気両方の脱色反応に対応した。また、染料添加前に一定時間培養することで菌体量を十分確保でき、実験を容易にした。この方法を用いて年齢・生活習慣の異なる4集団に対して実験を行った。年齢・職業の違いにより、その人が保有する染料脱色微生物数に違いが生じることが示唆された。今後は得られた染料脱色微生物の種同定や比較ゲノム解析を行い、各集団の特徴や指紋微生物の生態を考察する必要がある。

研究成果の学術的意義や社会的意義

ヒトは微生物と常に一緒にいる。また、その微生物はヒトの生活習慣の影響を受けて、機能を進化させている可能性がある。その中には環境汚染物質を分解できる有用な微生物も存在する。有用な微生物を特殊な環境ではなくヒトから獲得できれば、従来より格段に容易に有用微生物を獲得できるようになる。また、ヒトが有用微生物を保持していることでヒトの価値を高めることにもつながる。

報告書

(3件)
  • 2016 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2015 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 備考 (1件)

  • [備考] 群馬大学大学院理工学府 水環境微生物研究室

    • URL

      http://www.ce.gunma-u.ac.jp/bio/

    • 関連する報告書
      2015 実施状況報告書

URL: 

公開日: 2015-04-16   更新日: 2020-03-30  

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