研究課題/領域番号 |
15K12450
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
文化財科学・博物館学
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研究機関 | 大阪市立自然史博物館 |
研究代表者 |
川端 清司 大阪市立自然史博物館, 学芸課, 学芸課長 (80195130)
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研究分担者 |
塚腰 実 大阪市立自然史博物館, 学芸課, 主任学芸員 (80250257)
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研究協力者 |
益田 晴恵 大阪市立大学, 大学院理学研究科, 教授
近岡 史絵 大阪市立大学, 大学院理学研究科
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 博物館資料論 / 津波被災 / 標本レスキュー / 地質標本 |
研究成果の概要 |
東日本大震災で津波により被災した自然史資料について、標本レスキュー事業が実施され、多くの自然史標本の安定化処理がなされた。次の地震・津波災害に備えた予察的・実験的研究として、地質標本のうち軟質岩資料が津波により浸水被災した場合を想定して、その安定化処理を確立することを目的として本研究課題に取り組んだ。 軟質岩標本の浸水実験のために、日本各地の後期新生代の地層から地質標本を採集した。浸水実験では、地質標本をブロック状に切断し、超純水と人工海水にそれぞれ浸し、表面の経過観察と、1週間ごとに浸した水を分取し溶存元素濃度を分析した。
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