研究課題/領域番号 |
15K12506
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
生体医工学・生体材料学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
長谷川 光一 京都大学, 物質-細胞統合システム拠点, 特定拠点講師 (50378890)
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研究協力者 |
Pera Martin F メルボルン大学, 教授
Farley Alison M メルボルン大学, 研究員
Vartak-Sharm Neha インド国立幹細胞生物学再生医学研究センター(inStem), 研究員
Nayer Bhavana インド国立幹細胞生物学再生医学研究センター(inStem), 研究員
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 膵臓 / 組織幹細胞 / 再生医療 / 膵前駆細胞 / バイオマーカー / 増殖 / 分化 / 再生医工学 |
研究成果の概要 |
ヒトの膵臓は再生しないとされてきた。最近になって、膵臓に休止した幹細胞(前駆細胞)が存在する可能性が示されたが、この細胞を単離する方法は確立されておらず、研究は殆ど進んでいない。 我々は先行研究で、膵臓を含む内胚葉組織の前駆細胞の表面を認識する抗体を作製した。本研究では、組織化学的解析や生化学的解析から、この抗体は膵前駆細胞の表面を特異的に認識することを解明し、抗原陽性細胞を効率よく単離する方法も開発した。また、この細胞の網羅的遺伝子発現解析を行い、増殖や分化に関与すると考えられるシグナル経路の同定に成功した。現在は、これらの経路を制御可能な化合物等を用いて、その効果を確認中である。
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