研究課題
挑戦的萌芽研究
重症心不全に対する安全で高効率な遺伝子治療を可能にするため、不全心で発現上昇するHB-EGFに対する抗体を用いた抗体核酸複合体を開発した。インフルエンザヘマグルチニン由来pH依存的膜融合ペプチドと、エンドソーム局在プロテアーゼカテプシンの認識ジペプチドから成るポリペプチドをリンカーとしてsiRNAを抗体に付加することで、標的細胞内へデリバリーされたsiRNAが高率にエンドソームからエスケープし、高い遺伝子ノックダウン効率を示すことが明らかとなった。また、不全心におけるHB-EGF抗体薬物複合体の標的細胞が、線維芽細胞である可能性が示唆された。
すべて 2017 2016 2015
すべて 雑誌論文 (4件) (うち国際共著 1件、 査読あり 4件、 オープンアクセス 2件、 謝辞記載あり 2件) 学会発表 (7件) (うち国際学会 2件、 招待講演 4件)
PLoS One.
巻: 11 号: 8 ページ: e0160944-e0160944
10.1371/journal.pone.0160944
Pharm Dev Technol.
巻: 10 号: 6 ページ: 1-6
10.1080/10837450.2017.1290106
International Journal of Gerontology
巻: 印刷中
Circ Res.
巻: 118 号: 5 ページ: 798-809
10.1161/circresaha.115.307604