研究課題/領域番号 |
15K12545
|
研究種目 |
挑戦的萌芽研究
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
生体医工学・生体材料学
|
研究機関 | 慶應義塾大学 |
研究代表者 |
土居 信英 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 准教授 (50327673)
|
研究協力者 |
新倉 啓介 慶應義塾大学, 理工学研究科, 大学院生
須藤 慧 慶應義塾大学, 理工学研究科, 大学院生
岩城 洸汰 慶應義塾大学, 理工学部, 学部生
|
研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
|
配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
|
キーワード | 膜融合ペプチド / 免疫原性 / mRNAディスプレイ / pH応答性一本鎖抗体 / 試験管内進化 / 細胞内抗体医薬 / 中分子医薬 / ドラッグデリバリーシステム / 蛋白質 / 進化 / バイオテクノロジー / 免疫学 / 共焦点顕微鏡 |
研究成果の概要 |
受精や胎盤形成における細胞膜融合に関与するタンパク質の部分ペプチドが、様々な高分子の人為的な膜透過を促進するツールとして利用できる可能性を提唱し、従来の細胞膜透過性ペプチドによるタンパク質の細胞質送達効率を数十倍向上させることができ、かつ、免疫原性の懸念がないヒト由来の膜透過促進ペプチドを発見した。また、我々が開発したPURE mRNAディスプレイ法を用いて、膜抗原に中性pH(細胞外)で結合し酸性pH(エンドソーム内)で解離するpH応答性の一本鎖抗体の試験管内進化に成功した。膜透過促進ペプチドとpH応答性抗体とを融合することで、バイオ医薬の細胞選択的なデリバリーシステムへの応用が期待できる。
|