研究課題/領域番号 |
15K12787
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
地域研究
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研究機関 | 佐賀大学 |
研究代表者 |
稲岡 司 佐賀大学, 農学部, 教授 (60176386)
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研究分担者 |
辻 一成 佐賀大学, 農学部, 准教授 (00253518)
梅崎 昌裕 東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 准教授 (30292725)
藤村 美穂 佐賀大学, 農学部, 准教授 (60301355)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | ラオス / 農業開発 / 水田漁労 / 家畜飼育 / 経済 / 栄養 / 健康状態 |
研究成果の概要 |
ラオスではこれまで不足してきたコメ生産が、近年灌漑や農業技術の改善により増加してきた。我々は、このことが人々の生業(北部の家畜飼育と南部の水田漁労)と特に小中学生の栄養・健康状態に及ぼす影響について検討した。その結果、1)北部は首都に近いが、舗装道路等のインフラが整備されたのはここ10年くらいなため、小中学生の年齢当たりの身体計測値やヘモグロビン値は首都の小中学生に比較していずれも低く、栄養状態の改善が進んでいないことが示唆された。2)南部の小中学生の年齢当たりの身体計測値は北部の小中学生よりさらに低く、特に定住してコメ生産に適応していない少数民族の小中学生では、栄養失調が多く見られた。
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