研究課題/領域番号 |
15K13020
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
経済政策
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研究機関 | 日本大学 |
研究代表者 |
齋藤 哲哉 日本大学, 経済学部, 准教授 (80707422)
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研究分担者 |
中村 靖彦 日本大学, 経済学部, 准教授 (90453977)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 暗号通貨 / ブロックチェーン / 価格形成メカニズム / FinTech / 為替市場 / 決済システム / 電子決済 / 複数通貨体制 / デジタルエコノミー / 国際通貨 |
研究成果の概要 |
本研究課題では、暗号通貨(仮想通貨)の経済学的分析を進めるにあたり必要な、暗号通貨の価格決定メカニズムに関する理論的な考察を主体とした。その結果、暗号通貨の価値はその技術的基盤となっているブロックチェーンの需要に基づいて決定され、そのメカニズムが価値を創造することを予測する投機マネーの流入によって、さらに価格が上昇するというサイクルが理論的に存在することを示した。 価格決定メカニズムを理論的に整理することによって、今後の暗号通貨に関する経済学的分析の基礎を提供することができるようになった。今後の応用研究として、経済理論に基づいた暗号通貨のレーティングなどが社会的にも有用であると考えられる。
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