研究課題/領域番号 |
15K13126
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
教育心理学
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研究機関 | 群馬大学 |
研究代表者 |
深谷 達史 群馬大学, 大学院教育学研究科, 准教授 (70724227)
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研究分担者 |
植阪 友理 東京大学, 大学院教育学研究科(教育学部), 助教 (60610219)
市川 伸一 東京大学, 大学院教育学研究科(教育学部), 教授 (70134335)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 教えて考えさせる授業 / 受容学習 / 発見学習 / 学習方略 / メタ認知 / 問題解決 / 直接教授 / 全国学力・学習状況調査 / 教授法 |
研究成果の概要 |
本研究では,習得型の授業として実践されてきた「教えて考えさせる授業」の効果を実験的,実践的に検証した。研究1では,中学2年生を対象とした実験授業を行い,教えて考えさせる授業が他の教授アプローチに比べて生徒の理解を促し深める上で有効であることを示した。研究2では,公立小学校での2年間の取り組みから,教えて考えさせる授業を導入したばかりの1年目に比べて,2年目の方が全国学力・学習状況調査の得点が高くなる一方,標準偏差は小さくなり学力のバラつきが小さくなったことが明らかとされた。加えて,効果的な学び方である学習方略にも正の影響が見られ,教えて考えさせる授業の有効性が長期的実践からも示唆された。
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