研究課題
挑戦的萌芽研究
本研究では,これまで実行困難であった多重極限下における熱伝導率測定を可能とするための実験手法の開発に取り組んだ.従来の定常法の代わりに3ω法を採用し,温度センサー兼ヒーターとしてGe0.82Au0.18合金膜を用いた測定システムを構築し,極低温においても試料からの微小な交流熱応答の検出に成功した.さらに,構築したシステムにより圧力下においても熱伝導率が測定可能であることを明らかにした.
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