研究課題/領域番号 |
15K13540
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
数理物理・物性基礎
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研究機関 | 沖縄科学技術大学院大学 |
研究代表者 |
島田 悠彦 (島田悠彦) 沖縄科学技術大学院大学, 数理理論物理学ユニット, 研究員 (20751192)
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連携研究者 |
氷上 忍 沖縄科学技術大学院大学, 数理理論物理学ユニット, 教授 (30093298)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 3次元共形場理論 / くりこみ群のフロー / 普遍性クラス / 高分子のフラクタル次元 / 共形ブートストラップ / 自己回避ランダムウォーク (高分子) / 非ユニタリCFT / 無限振幅階層性 / 繰りこみ群のフロー / ブートストラップ法 / Farey graph / フラクタル次元 / 自己回避ランダムウォーク / 非ユニタリ / 臨界指数 / くりこみ群 |
研究成果の概要 |
分子が集まると気体や液体になる。このように多数の自由度からなる系が、相互作用により如何に振る舞うかを調べるのが統計物理である。揺らぎが普遍的になる場合は共形場理論に対応するが、その3次元での理解はこれまで難しかった。本研究では、ユニタリ性という重要な仮定の役割を再検討したところ、3次元共形場理論の解析可能性が従来考えられていたよりも高いことが分かった。応用のひとつとして良溶媒中における高分子鎖の普遍的フラクタル次元が約1.7016であることを明らかにできた。
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