研究課題/領域番号 |
15K13569
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
気象・海洋物理・陸水学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
川村 隆一 九州大学, 理学研究院, 教授 (30303209)
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連携研究者 |
芳村 圭 東京大学, 大気海洋研究所, 准教授 (50376638)
篠田 太郎 名古屋大学, 地球水循環センター, 准教授 (50335022)
加藤 雅也 名古屋大学, 地球水循環センター, 研究員 (00648272)
川野 哲也 九州大学, 大学院理学研究院, 助教 (30291511)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 台風 / 熱帯低気圧 / モンスーン / 水蒸気輸送 / 水蒸気コンベアベルト |
研究成果の概要 |
巨視的描像の観点から台風の新しい概念モデルを構築するために、典型事例に注目して、台風強度と水蒸気コンベアベルト(MCB)の正のフィードバック過程(TC-MCBフィードバック)を調査した。高解像度の雲解像モデル等を用いて海面水温(SST)感度実験を実施し、ラグランジュ的診断手法等から潜熱解放に係る湿潤空気塊がどのようにMCBを経由して台風の内部コア領域に流入するのかを評価し、フィードバックが効率的に働いているのか検証した。また台風除去実験ではMCBが形成されないことも確認した。さらに他の台風についても同様な感度実験を実施し、上記フィードバックが多くの台風について適用可能であることが示唆された。
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