研究課題/領域番号 |
15K13589
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
岩石・鉱物・鉱床学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
杉山 和正 東北大学, 金属材料研究所, 教授 (40196762)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 鉱物 / 非晶質 / 構造解析 / 衝撃圧縮 / 酸化物 / シンクロトロン放射光 / 隕石 / 長石 |
研究成果の概要 |
微小領域非晶質試料の散乱強度を測定し動径分布関数を導出するため,ソラースリットおよび試料移動ステージを整備した.本システムを用いて月隕石のマスケリナイトの構造解析を行った.人工マスケリナイトの合成に関しては,初期結晶相が衝撃圧縮によって得られる構造変化は達成できたが,非晶質構造の再現には至らなかった.黒色かんらん石の研究においても,初期結晶相に歪の導入をもたらすことにのみ成功している.マスケリナイトや黒色かんらん石は衝撃圧とともにその後の高温環境が必要ではないかと考えている.本研究では,K-Pg境界粘土などに含有される微量元素の局所構造を解析し、生成条件に関する制約を与えることに成功している.
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