研究課題/領域番号 |
15K13700
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
合成化学
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研究機関 | 慶應義塾大学 |
研究代表者 |
山田 徹 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 教授 (40296752)
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研究分担者 |
今枝 健一 中部大学, 工学部, 教授 (60314085)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | キラリティ / マイクロ波 / 円偏波 / 不斉還元 / 軸不斉 / 触媒的不斉合成反応 / キラリティー / 円偏波マイクロ波 |
研究成果の概要 |
円偏波マイクロ波の効果を調べた。無照射,右旋・左旋照射で反応し,ケトン還元の不斉収率を調べた。光学活性な触媒反応に12.4 GHz円偏波マイクロ波を照射すると,右旋条件の不斉収率は無照射より向上し,左旋条件では低下した。一方,ラセミ触媒反応の 2.45 GHz / 50 W円偏波マイクロ波照射では,右旋・左旋いずれも向上,マイクロ波効果を考慮すべきである。 アトロプ異性化に対する円偏波マイクロ波の効果を調べた。2.45 GHz / 20 W円偏波照射後にラセミ化を抑制,還元後に不斉収率を調べた。統計処理の結果ラセミ体の95%信頼区間にあるが,左旋右旋で逆方向に不斉収率が観測される条件を見出した。
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