研究課題
挑戦的萌芽研究
本研究では、ペプチド・タンパク質と同様の二次構造を形成するフォルダマーの分子骨格を提案し、その二次構造を外部刺激によりダイナミックに制御する分子システムの構築とポリマー化を目的とした。フォルダマーの基本骨格として、2-フェニルチアゾールがシスーシソイドコンホメーションで連結したヘリカルテトラチアゾールを開発した。これは、骨格中に光反応性の6π電子系を有し、また、キラル基の導入により一方向巻きのヘリカル構造を形成した。更に、フォルダマー側鎖基に発光性のペリレン、ピレンや金属錯体を導入し、光照射による分子の構造の大きな変化と発光特性変化を融合した分子システムを構築した。ポリマーへの導入も行った。
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すべて 国際共同研究 (1件) 雑誌論文 (10件) (うち国際共著 8件、 査読あり 10件、 謝辞記載あり 5件) 学会発表 (13件) (うち国際学会 6件、 招待講演 3件)
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