研究課題/領域番号 |
15K13778
|
研究種目 |
挑戦的萌芽研究
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
高分子・繊維材料
|
研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
岩田 忠久 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 教授 (30281661)
|
研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
|
配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
|
キーワード | バイオベースプラスチック / 多糖類 / β-1,3-グルカン / エステル誘導体 / 繊維 / フィルム / パラミロン / ミドリムシ / 結晶弾性率 / βー1,3-グルカン / カードラン / ユーグレナ / 熱可塑性 |
研究成果の概要 |
本研究では、プラスチック生産における石油依存および可食系原料の利用から脱却し、真の持続的な物質循環型社会を構築するために、二酸化炭素と水からミドリムシにより生合成される多糖類の一種であるパラミロン(β-1,3-グルカン)を用いて、グルコース単位当たり3つ存在する水酸基をエステル基で化学修飾することにより熱可塑性を付与し、溶融紡糸法により高強度繊維を作製することに成功した。さらに、大型放射光を用いて、パラミロンエステル誘導体の分子鎖構造の解析に成功した。
|