研究課題/領域番号 |
15K14020
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
構造工学・地震工学・維持管理工学
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
中村 光 名古屋大学, 工学研究科, 教授 (60242616)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2015年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 鉄筋座屈 / 内部ひび割れ / 繰返し荷重 / 変形性能 / スターラップ / 耐震性能 / 靱性向上 / 蛍光塗料入り樹脂 |
研究成果の概要 |
鉄筋コンクリート部材の耐震性に密接な関係がある鉄筋座屈を対象に、新たな座屈発生のメカニズムの提示と提示したメカニズムに基づく座屈防止法の検討を行った。 座屈発生メカニズムについては、繰返し荷重を受ける場合、損傷が外部に表面化していない段階においても,内部では軸方向鉄筋近傍から水平方向へ進展するひび割れが存在することを実験ならびに数値解析により明らかにした。また,この内部ひび割れが鉄筋座屈と密接に関係するという仮説を立て、内部ひび割れ進展を抑制する繰返し載荷実験を行い、内部ひび割れ進展の抑制により座屈発生を遅らせることができ、スターラップを用いなくても変形性能が向上することを示した。
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