研究課題/領域番号 |
15K14142
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
複合材料・表界面工学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
上田 恭介 東北大学, 工学研究科, 准教授 (40507901)
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研究分担者 |
成島 尚之 東北大学, 工学研究科, 教授 (20198394)
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連携研究者 |
金髙 弘恭 東北大学, 大学院歯学研究科, 准教授 (50292222)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 生体材料 / 材料加工・処理 / 非晶質リン酸カルシウム / コーティング / 薬剤徐放 / 骨形成タンパク質 / リン酸カルシウムコーティング |
研究成果の概要 |
非晶質リン酸カルシウム(ACP)の生体吸収性に着目し、ACP薄膜の徐放に伴う骨形成タンパク質(BMP-2)の放出制御を試みた。ACP薄膜をBMP-2溶液に浸漬させることでBMP-2を担持させた。PBS(-)にて希釈したBMP-2溶液を用いた場合、ACP薄膜からのBMP-2放出は12 hまで続き、徐放させることができた。ヘパリンを共添加した溶液にて担持させた場合は、BMP-2は1 h以内に放出していた。以上の結果から、ACP薄膜はBMP-2の担体として有効であることが示唆された。
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