研究課題/領域番号 |
15K14393
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
腫瘍生物学
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研究機関 | 国立研究開発法人国立がん研究センター |
研究代表者 |
高橋 真美 国立研究開発法人国立がん研究センター, 研究所, ユニット長 (90214973)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2015年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 膵臓がん / 動物モデル / 宿主環境要因 / 悪性化 |
研究成果の概要 |
膵臓特異的にK-ras変異体を発現させたPtfla(Cre/+)/LSL-K-ras(G12D/+)マウスに発生する膵がん組織よりC57BL/6J系統のマウスに同種移植可能な高分化/中分化型膵がん細胞株を5株樹立した。そのうち2細胞株は、C57BL/6J系統の肥満モデルマウスの皮下に移植すると増殖促進が認められ、膵臓への同所移植では、腫瘍内に顕著な脂肪浸潤が見られ、内臓脂肪への播種も観察された。膵臓がんリスク要因として個体レベルの解析が必要な肥満や糖尿病などが腫瘍形成に及ぼす影響を検討することができる同種同所移植モデルを構築することができた。
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