研究課題/領域番号 |
15K14399
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
腫瘍診断学
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研究機関 | 東海大学 |
研究代表者 |
蟹江 治 東海大学, 先進生命科学研究所, 教授 (90291062)
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連携研究者 |
井上 茂亮 東海大学, 医学部, 准教授 (30582209)
田中 克典 独立行政法人理化学研究所, 田中生体機能合成化学研究室, 準主任研究員 (00403098)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 高齢化 / がん / 敗血症 / 免疫療法 / 酵素阻害 / マクロファージ / マクロファージ活性化因子 / αガラクトサミニザーゼ / 酵素阻害剤 / αガラクトサミニダーゼ |
研究成果の概要 |
O-結合型糖鎖の切断状況により一過性に機能するGcMAFの血中安定性向上により、がんに対する免疫応答の維持を期待できるため、αGalNase阻害による新しい免疫調節抗がん治療研究を行った。 阻害剤を用いて、ヒト肝がん由来株化細胞の粗酵素に対する阻害研究を行った結果、本酵素活性を認め、これに対して良好な阻害能を確認した。ヒトαGalNaseに対して阻害効果が認められたため、GcMAFの効果持続性改善に期待できる結果であると考えられる。また、GcMAFの糖鎖構造を質量分析装置を用いて解析した結果、微量ではあるもののαGalNAcが結合したGcMAFの存在を確認した。
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