研究課題/領域番号 |
15K14402
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
腫瘍治療学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
川上 和義 東北大学, 医学系研究科, 教授 (10253973)
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研究分担者 |
高見 誠一 東北大学, 多元物質科学研究所, 准教授 (40311550)
阿部 敬悦 東北大学, 農学研究科, 教授 (50312624)
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連携研究者 |
石井 恵子 東北大学, 大学院医学系研究科, 准教授 (00291253)
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研究協力者 |
岡田 秀親 株式会社蛋白科学研究所
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2015年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | ナノ粒子 / がん指向性 / アンチセンスペプチド / ステルスナノ粒子 / 相補性ペプチド |
研究成果の概要 |
本研究では、新たながん治療法の開発を目指し、がん組織への集積性を高めるためのactive targeting分子としてアンチセンスペプチド(AsP)を用いた酸化鉄ナノ粒子の開発研究を行った。乳がん細胞の増殖に関与するHER2を標的としたAsPを作製し、乳がん細胞の増殖への影響及び結合性について解析した。HER2のDomain2に対して16種類のAsPを設計した。その中で増殖への影響を示した6種類について検討したところ、乳がん細胞への結合性を示すAsPを得ることができた。今後は、得られたAsPを酸化鉄ナノ粒子に導入し、担がん動物モデルを用いたがん組織への集積性についての評価を進めていきたい。
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