研究課題/領域番号 |
15K14557
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
形態・構造
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研究機関 | 埼玉大学 |
研究代表者 |
坂田 一郎 埼玉大学, 理工学研究科, 准教授 (80610831)
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研究分担者 |
坂井 貴文 埼玉大学, 理工学研究科, 教授 (40235114)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | グレリン / 側鎖修飾 / 長鎖脂肪酸 / 中鎖脂肪酸 / β酸化 / アシル化 / GOAT / ghrelin / 脂肪酸 |
研究成果の概要 |
グレリンは28アミノ酸残基からなるペプチドホルモンである。3番目のセリン残基には中鎖脂肪酸が結合しているが、中鎖脂肪酸の由来については不明な点が多い。普通食と無脂肪食を与えたマウスの血漿アシルグレリン濃度と胃のアシルグレリン細胞数を比較した結果、普通食群と無脂肪食群の間に差は認められなかった。腸内細菌除去したマウスでは血中アシルグレリン量と胃のアシルグレリン細胞数は減少しなかった。グレリン産生細胞株(PG-1)にβ酸化阻害剤であるエトモキシルを処理すると、アシルグレリン産生が抑制された。以上の結果は、グレリン細胞によって長鎖脂肪酸を分解することで産生される中鎖脂肪酸を利用することが示された。
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