研究課題/領域番号 |
15K14566
|
研究種目 |
挑戦的萌芽研究
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
動物生理・行動
|
研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
稲葉 一男 筑波大学, 生命環境系, 教授 (80221779)
|
連携研究者 |
柴 小菊 筑波大学, 生命環境系, 助教 (70533561)
広瀬 恵子 国立研究開発法人産業総合研究所, バイオメディカル研究部門, 主任研究員 (90357872)
|
研究協力者 |
久冨 理
城倉 圭
|
研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
|
配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
|
キーワード | DYBLUP / ダイニン / BLUP / 光応答 / 鞭毛 / 繊毛 / 精子 / クラミドモナス / 青色光 / 光受容 / 繊毛運動 / ホヤ / 微小管 |
研究成果の概要 |
本研究では、ダイニン結合BLUFタンパク質であるDYBLUPの分子特性を明らかにすることを目的とし、以下のことを明らかにした。(1)ホヤ精子鞭毛の内腕ダイニンf/I1がすでにクラミドモナス鞭毛のf/I1の形態と酷似していること、(2)ホヤDYBLUPがf/I1のモーター領域に直接結合していること、(3)クラミドモナス鞭毛においても、DYBLUPオルソログが鞭毛に存在すること、(4)DYBLUPはクラミドモナスのMOT7遺伝子がコードするタンパク質であること、(5)DYBLUP/MOT7変異体では正の走行性が有意に抑制され光驚愕反応における運動方向変換の効率が落ちることが明らかになった。
|