研究課題/領域番号 |
15K14630
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
遺伝育種科学
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研究機関 | 国立遺伝学研究所 |
研究代表者 |
野々村 賢一 国立遺伝学研究所, 実験圃場, 准教授 (10291890)
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連携研究者 |
津田 勝利 国立遺伝学研究所, 実験圃場, 助教 (30756408)
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研究協力者 |
深井 英吾 新潟大学, 農学部, 助教
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 植物生殖 / イネ / 核単離 / 植物 / 生殖 / 減数分裂 / INTACT法 / 生殖細胞 / TRAP法 / 細胞単離 / 遺伝子発現 |
研究成果の概要 |
植物の生殖器官を構成する生殖細胞と体細胞は、互いに異なる遺伝子発現パターンを示すが、その原因究明には特定細胞の抽出が必要となる。そこでイネ生殖細胞遺伝子のプロモーター(MEL1p)を用い、DNA・RNAを濃縮する技術の開発を目指した。MEL1pおよび核膜局在蛋白質遺伝子、蛍光蛋白質遺伝子(GFP)を利用して、葯の細胞のうち生殖細胞の核のみがGFP蛍光を発する植物体の作出に成功した。その後の核の濃縮には課題を残した。一方、GFPと翻訳装置の融合蛋白質の発現は、イネの育成阻害から実験を中止した。今回の知見は、更なる条件検討により植物生殖細胞から核を単離できる可能性を示している。
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