研究課題/領域番号 |
15K14659
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
園芸科学
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研究機関 | 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 |
研究代表者 |
森口 卓哉 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構, 果樹茶業研究部門, 研究領域長 (80343945)
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研究分担者 |
伊東 明子 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構, 果樹茶業研究部門, 上級研究員 (30355383)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | FLOWERING LOCUS T / 花芽分化 / ニホンナシ / TERMINAL FLOWER1 / RNA-seq / TFL1 |
研究成果の概要 |
ニホンナシでは花芽分化期にFT の発現が誘導されずTFL1の発現低下が鍵であると示唆された。TFL1の発現低下の原因を明らかにすることで花芽分化要因を解明するため、花芽分化期の発現遺伝子を網羅的に解析した。その結果、TFL1-1の発現低下に伴いApetala1、Fruitful 1、Leafy 1、サイトカイニン合成やアブシジン酸(ABA)の分解に関わる遺伝子は花芽分化に伴い発現が誘導され、エチレンやオ-キシン合成に関する遺伝子は発現が低下した。以上から、花芽分化に伴い、サイトカイニンの合成が高まり、ABAの分解が促進され、エチレンとオーキシンの合成活性の低下する様相が明らかとなった。
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