研究課題/領域番号 |
15K14709
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
応用生物化学
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研究機関 | 金沢大学 |
研究代表者 |
片岡 邦重 金沢大学, 物質化学系, 教授 (40252712)
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連携研究者 |
櫻井 武 金沢大学, 物質化学系, 教授 (90116038)
林 宜仁 金沢大学, 物質化学系, 教授 (10231531)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | bromoperoxidase / haloperoxidase / Tyrian purple / shellfish / ブロモペルオキシダーゼ / 臭素付加反応 / 貝紫色素 |
研究成果の概要 |
二臭化インディゴの分子構造をもつ貝紫は,紀元前1,600 年以前から使用されている希少な動物性天然染料である。本研究では,アカニシガイの鰓下腺から貝紫色素前駆体の臭素化反応を触媒するブロモペルオキシダーゼ(BPO)の精製を試みた。BPOは鰓下腺に微量しか存在していないため,均一精製には至らなかったが,膜画分に存在するBPOの活性発現に,可溶性活性化タンパク質が必要であることを明らかにした。2成分で構成されるBPOはこれまでに報告例のない新規の酵素である。
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