研究課題/領域番号 |
15K14742
|
研究種目 |
挑戦的萌芽研究
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
食品科学
|
研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
青木 綾子 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 特任助教 (60610368)
|
連携研究者 |
山岸 直子 農研機構, 畜産草地研究所, 特別研究員 (40646840)
|
研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
|
配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
|
キーワード | 腸内細菌 / 精神的ストレス / 胆汁酸 / BDNF / 社会性行動 / コレスチラミン / 脳腸相関 / 行動 |
研究成果の概要 |
我々はこれまでに社会的敗北ストレスマウスにおいて、腸内の胆汁酸濃度が増加すること、および腸内細菌叢が変動することを見出している。本研究では、これら腸内の変動がマウスのうつ様行動に影響を及ぼすかどうか検討した。胆汁酸吸着レジンの投与および胆汁酸の投与試験の結果から、予想外に胆汁酸が社会性行動を向上させる可能性があることを見出した。また、社会的敗北ストレスマウスの糞便を移植した実験から、マウスの腸内細菌叢が社会性行動に影響していることを示唆する結果を得た。以上、本研究により、社会的敗北ストレスマウスにおいて胆汁酸および腸内細菌叢が社会性行動に影響を与えていることが示唆された。
|