研究課題/領域番号 |
15K14819
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
地域環境工学・計画学
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研究機関 | 新潟大学 |
研究代表者 |
森井 俊廣 新潟大学, 自然科学系, 教授 (30231640)
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研究分担者 |
藤巻 晴行 鳥取大学, 乾燥地研究センター, 教授 (90323253)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 土のキャピラリーバリア / 節水かんがい / 砂礫土 / 土中水分計測 / 土の不飽和水分特性 / 塩分集積 / 雨水ハーベスティング / 乾燥・半乾燥地 / 砂礫材料 / パレスチナ国ヨルダン川西岸地区 / 土の毛管障壁機能 / 塩分集積制御 / 土中水分測定 / 土の電気伝導度測定 / パレスチナ西岸地区 |
研究成果の概要 |
砂層とその下部に礫層を重ねた層状地盤では,土の相対的な保水性の違いによって生じるキャピラリーバリア(CB)機能により,境界面の上部の砂層内で地表面から浸潤してきた水分が捕捉され,集積する。表層部に集積された水分は植生に効率的に利用され,下部層への余分な浸潤が制御されることから,少ないかんがい水での栽培が可能となる。礫層による浸潤水の遮断機能は,逆に,浅層地下水からの毛管水の遮断にも働き,塩分集積を効果的に制御できる可能性を持つ。本研究では,圃場での植栽実験を通して,高い蒸発散条件のもとでのCBの植生生長への効果を明らかにした。あわせて半乾燥地域へのCB農法の適用可能性を現地調査により調べた。
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