研究課題/領域番号 |
15K14886
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
統合動物科学
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研究機関 | 高知大学 |
研究代表者 |
枝重 圭祐 高知大学, 教育研究部総合科学系, 教授 (30175228)
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研究分担者 |
松川 和嗣 高知大学, 教育研究部総合科学系, 准教授 (00532160)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2015年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
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キーワード | 魚類 / 卵子 / 凍結保存 / ゼブラフィッシュ |
研究成果の概要 |
魚類卵子の凍結保存は成功していない。我々はゼブラフィッシュのStage IとStage IIIの卵子に水/耐凍剤チャンネルであるaquaporin 3と不凍タンパク質を発現させた。さらに高浸透圧傷害を回避するため、TRPチャンネルの非特異的な阻害剤であるルテニウムレッドで高浸透圧を感知するTRPチャンネルを阻害してからガラス化凍結した。Stage I卵子は融解直後に全て死滅していた。一方、Stage III卵子では融解直後は一部生存していた。しかし1時間後には死滅していた。無処理卵子は発育ステージにかかわらず融解直後にすべて死滅していた。魚類卵子の凍結保存の成功にはさらなる改良が必要である。
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