研究課題/領域番号 |
15K14890
|
研究種目 |
挑戦的萌芽研究
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
統合動物科学
|
研究機関 | 基礎生物学研究所 |
研究代表者 |
中村 隼明 基礎生物学研究所, 生殖細胞研究部門, 特別研究員 (30613723)
|
研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
|
配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2016年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
|
キーワード | 精子幹細胞 / マウス / 移植 / 大量死 / 分化 / 細胞死 |
研究成果の概要 |
精子幹細胞は、不妊宿主の精巣内に移植すると精上皮を再構築できる。本研究の目的は、移植後に生着したマウス精子幹細胞のクローンが大量死を起こす原因を解明することである。ライブイメージング法による解析の結果、生着した精子幹細胞が細胞死を起こす様子が観察された。精子幹細胞の移植後の運命を解析した結果、生着した精子幹細胞のクローンはすべて自己複製するのではなく、大部分が分化することが示唆された。続いて、精子幹細胞の分化抑制が期待されるビタミンA欠乏マウスを用いて精子幹細胞の運命を解析した結果、精子幹細胞のクローンは分化して消失することが示唆された。
|