研究課題
挑戦的萌芽研究
血管内皮細胞におけるメタロチオネイン(MT)誘導を介在する細胞内シグナル経路を有機-無機ハイブリッド分子を活用して解析し,MTアイソフォームのうち,MT-1の誘導にはMTF-1-MRE経路とNrf2-ARE経路の両方が必要なのに対し,MT-2の誘導にはMTF-1-MRE経路のみが関与することを明らかにした。さらに,MT-1AおよびMT-2の誘導は,ALK5-Smad2/Smad4-Sp1経路およびALK5-Smad2-Sp1経路によって介在されることも明らかにした。MTアイソフォームには機能上の違いはないと考えられてきたが,実際には機能分化が存在することが示唆された。
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すべて 雑誌論文 (7件) (うち査読あり 7件、 オープンアクセス 7件、 謝辞記載あり 4件) 学会発表 (15件) (うち招待講演 6件) 備考 (1件)
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