研究課題/領域番号 |
15K15031
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
生理学一般
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研究機関 | 岡山大学 |
研究代表者 |
松井 秀樹 岡山大学, 医歯薬学総合研究科, 教授 (30157234)
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研究分担者 |
松下 博昭 岡山大学, 医歯薬学総合研究科, 助教 (60732394)
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研究協力者 |
ヘイン ミン ラット
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | オキシトシン / 絆 / ストレス / 社会行動 / コルチコステロン |
研究成果の概要 |
本研究では、性行動によるオキシトシンを介した雌雄間の絆の形成を解析した。雄マウスは、性行動によりストレスホルモンであるコルチコステロンの血中濃度が減少した。また、同様の実験にオキシトシン受容体欠損雄マウスを用いた場合には効果がなかった。さらに、オキシトシンは、マウス海馬神経初代培養を用いた実験でコルチコステロン誘導性神経細胞死を抑制したが、オキシトシン受容体欠損マウスから作成した海馬神経初代培養では効果がなかった。本研究から、雌雄間の性行動によって分泌されたオキシトシンは、ストレスを減少させると共にストレスから海馬神経細胞を保護することにより、雌雄間の絆の形成を促進していることが示唆された。
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