研究課題/領域番号 |
15K15067
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
医化学一般
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
今泉 和則 広島大学, 医歯薬保健学研究院(医), 教授 (90332767)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 褐色脂肪細胞 / 小胞体ストレス / センサー / UCP1 / IRE1 / BBF2H7 |
研究成果の概要 |
体内に取り込まれたエネルギーを熱として放散し、エネルギー消費に寄与するのが褐色脂肪組織である。褐色脂肪細胞におけるエネルギー産生及び放散の仕組みが解明できれば、様々な代謝性疾患の要因である肥満に対する新たな治療戦略に繋がる。本研究課題では、褐色脂肪細胞の機能制御機構を明らかにすべく、小胞体に収斂するシグナル経路に着目して研究を進めた。その結果、ノルアドレナリンを受容した褐色脂肪細胞において、IRE1-XBP1経路が特異的に活性化し、熱産生機能を担うタンパク質であるUCP1の転写を誘導することがわかった。また、IRE1-XBP1経路はPKA依存的に活性化することも明らかとなった。
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