研究課題/領域番号 |
15K15088
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
病態医化学
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研究機関 | 帝京平成大学 |
研究代表者 |
辻本 雅文 帝京平成大学, 薬学部, 教授 (00281668)
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研究分担者 |
服部 明 京都大学, 薬学研究科, 准教授 (50300893)
後藤 芳邦 帝京平成大学, 薬学部, 講師 (90455345)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 小胞体アミノペプチダーゼ / ノックアウトマウス / セロトニン / 遺伝子欠損マウス / ERAP1 / ERAP1-/-マウス / 尾懸垂試験 / 強制水泳試験 / 高架式十字迷路試験 |
研究成果の概要 |
小胞体アミノペプチダーゼ(ERAP)1が精神疾患様の表現型を示すことから、その詳細の検討を目指した。各種の薬理学的測定法(尾懸垂試験、強制水泳、高架式十字迷路試験、社会的相互作用試験)を行った結果、ERAP1ノックアウトマウスはその野生型と比較して、顕著なストレス応答性の低下および不安レベルの亢進が認められた。その要因を探索するため、各種神経伝達物質の脳内量を測定した結果、セロトニン含量の増加が観察された。さらにその原因はセロトニン合成系の亢進であることが確認された。 これらの結果はERAP1が特定の精神疾患の発症に関与しうることを強く示唆している。
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