研究課題/領域番号 |
15K15121
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
寄生虫学(含衛生動物学)
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研究機関 | 金沢大学 |
研究代表者 |
吉田 栄人 金沢大学, 薬学系, 教授 (10296121)
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研究分担者 |
伊従 光洋 金沢大学, 薬学系, 准教授 (20608351)
都野 展子 金沢大学, 自然システム学系, 准教授 (60295102)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | マラリア / ハマダラカ / 唾液タンパク質 / ワクチン / 唾液 |
研究成果の概要 |
感染地域住民には、吸血だけではマラリア感染防御あるいは吸血行動阻害をもたらすような強い宿主免疫応答は誘導されていない。この理由として、(1)唾液に含まれる様々なアレルゲンによって宿主免疫応答は攪乱・脆弱化を強いられ、さらに(2)機能性唾液タンパクの活性部位は宿主免疫応答を巧妙に回避するようにマスクされているため、無関係な部位にのみ抗体は産生されると考えている(仮説)。前述の仮説に立ち、独自に発見した唾液タンパクをワクチン抗原分子としてアレルギー反応や“デコイ”障害を乗り越える全く新しいコンセプトのマラリアワクチン開発に挑戦する。
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